山の音

ひっそりと復活しました。

Category: 飼育・考察・実験

腐朽菌と共生微生物(共生微生物編)

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今回は前回に引き続き共生微生物にスポットを当てていろいろ考察したいと思います。また、キノコの菌や栄養成分、生態系などにも少し触れていきたいと思います。まず、クワガタやカブトは栄養生理学的には菌食性ということは知っておく必要があります。白色腐朽材を好む幼虫に菌糸体のみ与えた場合と木材のみ与えた場合を比べれば一目瞭然。菌糸体はキチンを主成分とし、木材はセルロース等の多糖類が主成分です。幼虫は木材を養分...

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腐朽菌と共生微生物(腐朽菌編)

復帰一発目を飾るのは腐朽菌と共生微生物についてです。うまくまとまってないかもしれないので、また追加でいろいろ書いたりするかもしれません。また、記事が長くなるので2つに分けて更新したいと思っています。クワガタにしろカブトムシにしろ、木材が腐朽した腐植質を食べていることに変わりはありません。そして、自然界の木材腐朽菌はざっくり分けると3つに分類され、・白色腐朽菌・褐色腐朽菌・軟腐朽菌と分けられます。白色...

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昆虫のサイズ

私たち人間を含め、様々な動物は成長を制御する因子を体内に持ち、それによって体のサイズを制御しています。昆虫でもそれは同様で、インスリン関連因子がその役割のひとつを担っています。以下のデータはショウジョウバエのものですが、クワガタ・カブトにも転用が可能だと思われます。成長を調節する因子として良く知られているのがインスリン様ペプチドです。これは、インスリンに構造のよく似た内分泌ペプチドホルモン群の総称...

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北海道のクワガタ

お久しぶりです。しばらく所用で北海道に行ってきました。そこで、北海道のクワガタ分布について投稿してみます。もっと詳しい人がたくさんいらっしゃるので、興味が湧いたら調べてみると面白いと思います。北海道には分布境界線が複数存在し、そのラインに沿って昆虫も分布しています。クワガタについて限定するならば、「ブラキストン線」と「河野線」の2つが重要になります。この2ラインを図にすると↓のようになります。朱色の...

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黒点の抑止

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幼虫飼育の際、しばしば起こるのが黒点の発生。私の環境でも過去しばしば発生しては幼虫が死んでしまいました。発生の度合いと場所によっては無事に羽化する場合もありますが、やはり発生しないに越したことはないでしょう。そこで、いろいろと調べてみた結果、「C/N比」が関わっているのでは?という仮説を立てました。C/N比とは、有機物などに含まれている炭素(C)量と窒素(N)量の比率(質量比)のことですが、おがくずは樹種にも...

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